また高熱を出し呼び出し

前回、もう駄目かも、、、という悲痛な電話の意味は、急激に酸素濃度が下がり、チアノーゼが出てしまい電話をくださったものだと判明。酸素吸入をさせてくれません。手で剥がしてしまいます。鼻に直接あてるのも嫌がります。

その週は様子を見に私一人で帰広する予定でした。でもホーム長からの電話では、予断を許さない状況になってきた、、、とのことで、二人で行くことにしました。

「誤嚥性肺炎」でした。少し食すようになったのは良いことなのですが、食すと「痰」が溜まるのです。のどのところでゴロゴロ音を立てているのがわかります。これが「誤嚥性肺炎」の素のようです。抗生剤が効いたのか高熱からまる四日目に私たちが到着。熱も安定し絶食から開放されました。大好きなアイスキャンディを食べさせてもらい、のど越しが良いのかごっくんと飲み込みます。エンシュアなどの高カロリーゼリーは、大嫌いの様子で食しません。

翌日、訪問看護師の点滴中にお邪魔しました。腕からの点滴は血管が細すぎて難しいらしく、足からの点滴で、針を刺した部分が動かないように、看護師の方はベッドに上がり、労わるように本人が騒がぬように足をそっと抑えていました。眠っている時の点滴は楽なのですが、とにかく手足をぐいぐい動かすことは本能なのでしょうか、とにかく身体、特に手足をよく動かします。心臓から遠い足からだからなのか、500ミリ一本を一時間少々で入れ終わりました。前回にはなかった「エアマット」が敷かれていました。床ずれの予防になるそうで、本人も楽そうに見えました。

体重は確かに減っていると思われるのに、血液検査で異常値がありません。慢性C型肝炎を持っているのに黄疸がでないのが不思議とお医者様もビックリ。正常値の一番下のラインばかりですが、正常値に違いありません。私たちより健康じゃんなんて軽口が飛び出すほどです。

のどがゴロゴロするときは、点滴後に痰の吸引、苦しそうですが自力で出せないために肺炎を起こすのですから仕方ありません。吸引すると、ゴロゴロ音はなくなり楽そうです。

誤嚥性肺炎、熱、抗生剤、少しの食欲、点滴、痰の吸引の繰り返しがこの先、あるのでしょう。

とにかく静かな人ではありません。このまま静かに最期なんてあり得ません。この先振り回されるのを覚悟した私たちでした。