義母は、毎日点滴を受けることになりました。

300㏄は、人の身体にとって微々たるもの、足りるはずもありません。しかし点滴をしている1時間半を義母は動いてしまいじっと出来ません。訪問看護師がずっと付き添っていなければならないのです。

グループホームは介護保険扱いで、医療については高齢者医療保険が利用できるのですが、限度額があるようです。詳しくわからないのですが訪問看護の限度が2週間分までで、そこからは自費になるようです。

義母の場合、点滴と訪問看護のセットなので、月額にすると20〜30万円位はかかるらしいです。

主治医の先生がおっしゃっていました。食べなくなったら何もしないホームもありますが、ここのホームで世話をしてくれる方、遠方の家族の方が、点滴をすることで緩やかな自然死をと望むのは、お互いのために慰めになる。何であの時・・・という後悔の念はさほど強くないであろうと・・・。

義母は何を想っているのでしょう。本当にもう何もかもわからないのでしょうか。つい十日前の誕生日の写真は、笑顔だったのに・・・。今はその面影さえ嘘のように痩せてしまいました。

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