飲み物が上手に飲み込めない義母ですが、この間まで固形物はモグモグ食べていました。
ところがです。固形物を口に入れるとむせてしまい、食べられないというのです。現在半ミキサー食にしてもらい、食べさせてもらっています。半ミキサーで完食している状態ですが、ほとんど噛まないで食事するためでしょうか、頬の筋肉が落ちてプリっとした感じがなくなってしまいました。
以前、何かの雑誌で、北欧の国では「寝たきり老人」はいない。経口より食事を摂れなくなった人には食事を与えない、胃ろうや点滴など医療行為はしないで最期を迎えるのだと書いてありました。国民性や宗教など考え方がいろいろありますが、何とも複雑な気持ちでした。
今、しばらくは半ミキサー食で暮らせるかもしれない。でも確実に完全ミキサー食になるでしょう。その後は食べる行為を止めてしまう・・・。言葉を発することが困難な義母にどんな答えを出してあげたら、お互い辛くないのでしょう。
義母の笑顔が少なくなってきているのも気がかりです。