介護老人保健施設、「ろうけん」と呼ばれています。3ヶ月ごとにケアプランを作成し元の生活に戻るため、退所後の生活に支障がないよう支援するところです。
医療に関する費用は施設の料金に含まれていて、保険請求は出来ません。入所している間は他の医療機関に行ったり、薬をもらうことはできないのです。でも「ろうけん」の施設長は病院長でかかりつけ医になりますから、今まで行っていた医院などには行けないという意味です。通常の内科系の診療はしてもらえますし、必要に応じて施設料金内で投薬もあります。歯科、眼科、耳鼻科など設備面で対応できないような科は診療内容によっては認められているようです。
義母は、最近まで車椅子生活でしたので理学療法士によるリハビリ、歩行訓練をしています。手すりに縋れば何とか自分の足で歩ける位まで回復しています。これからは階段の昇降にも挑戦するようです。
曜日によって、塗り絵、習字、体操など本人が嫌がらない限り参加させてもらっています。母は筆なんて持ったこと無いはずだ、と主人は言いますがなかなか立派な「書」です。
「ろうけん」に入所して一ヶ月ちょっと、グループホームから電話が入りました。