元の病院では、救急用の扉を開けて待っていてくださいました。ストレッチャーから病院のストレッチャーへ簡単に移動させタクシー会社の仕事は終了です。約一万円弱を主人が精算している間にサマリーなどの書類を渡し、今までの経過を聞かれるまま看護師に報告しました。
書類を見ながら主治医が「まだ77歳だから大丈夫、良かった良かったすぐに元気になるよ。胃ろうからの栄養をもう少し高カロリーにして・・・」と言いながら、製薬問屋?に注文の電話をしています。主治医の明るい顔を見ても半信半疑な私たちでした。何しろ意識があるのか無いのか、意思疎通が図れなくなってから2ヶ月と少し、肺炎、脳炎、肺水腫、真菌症、胆嚢炎・・・いろいろ病名がついていましたから、元気になるという言葉が嘘のように聞こえていました。
ともあれ、入院手続きをして再入院となりました。