母が施設に居を移して約一年、放置していた部屋から異臭もあり、今回業者に入ってもらい整理してもらう事になりました。下準備で妹が衣服などを袋に入れて準備していましたが、普段生活していた部分ではないところから、大量の引き出物などが発見されたり、まさかここからと云う所から品物がゴソゴソ出てきたりと大変でした。
一番の臭気は、下着でした。新しく購入しているものに手をつけず、たぶん何日も同じものを着てから洗濯したものだから臭いが落ちない。臭い移りが次から次へとなので、俗に言うところの加齢臭なのですが、耐え難いものでした。
母がもし施設になじめなかったらと思うと中々片付けへの一歩がでなかったのです。
綺麗に何も無くなった部屋の床は、黒カビの温床でした。床の一部はフワフワしていて、危ないです。結局もっと早く整理すれば良かったのです。母のせいにしてしまっていたのは私です。心のケジメがつけられないでいたのです。いざ何もなくなるとサッパリしたなと思えてしまうのが不思議な感覚です。
今度は自分の衣類や食器を整理してみようかと思っています。